低視聴率ドラマを見て気付いたこと
今クール、超低視聴率ドラマとして話題の「まっしろ」。普段見ているわけではないが、先日、たまたま点いていたのでゆっくり見てしまった。
話の舞台は、患者を「お客様」と呼び、最高のおもてなしで看護をする病院。主人公なそのおもてなしを施す看護婦たち。つまり、「医療」という基本となるサービスに、他の病院にはない「おもてなし」という付加価値をつけて差別化を図っているということである。
これを見ていてふと気づいた。小生が考えているキャリア教育も、基本となる教育への付加価値とすればいいのではないか?キャリア教育のみを提供しようとするから無理があるのではないか?だからコンテンツがどうのとか、どうやって顧客を獲得するかなどに頭を悩まさなければならないのではないか?
もし、通常の教育を提供しながら、そこへキャリア教育、あるいは道徳教育なども付加していけばどうだろう。受験や進学を目指すのではなく、基礎学力の習得を目指し、そこに「生きる力」を育む教育を行っていけば、自分のやりたい教育に近づくのではないか。さらに受験や進学を目指さないことで、今の受験一辺倒の教育にも一石を投じることができるのではないか。基礎学力の習得を目指すことで、少しでも教育格差を埋めることができるのではないか。
そう考えていくと、色々と具体的なアイデアが浮かんできて、面白くなってきた。しばらくこれで楽しめそうだ。うん、低視聴率のドラマでも見方によっては気づきが得られるんだな。
余談だが、普段あまりドラマは見ない方なのに、今クールは「警部補・杉山真太郎~吉祥寺事件ファイル」、「相棒」、「○○妻」、「問題のあるレストラン」、「ウロボロス~この愛こそ、正義」、「限界集落株式会社」、「流星ワゴン」とかなり見まくっている。時間がないと言いながら、何をやってるんだか……